第4回グリーンリボン公開講座
第4回グリーンリボン公開講座を開催しました。
日時:11月6日(日)13:30~16:30
場所:米子コンベンションセンター 小ホール
天候の悪い中、約160名の方に参加していただきました。
開会挨拶、境港ライオンズクラブ感謝状贈呈式
ご多忙な中、平井知事が駆けつけて下さり、開会挨拶をしていただきました。
また、境港ライオンズクラブに厚生労働大臣より「臓器移植推進に顕著な活動の有る団体に贈呈される感謝状」が贈られることとなり、平井知事より境港ライオンズクラブの山本博敏会長に贈呈されました。
『救急医療と臓器移植~人の生と死に向き合って~』
市立札幌病院 救命救急センター医長 鹿野 恒先生
鹿野先生の病院での救命救急率は全国の3倍であり、高度な救命救急医療を実践されています。その実践や、終末期医療・看取りの医療の重要性、その延長線上に臓器提供が存在するとお話しされました。
鹿野先生の病院での救命救急率は全国の3倍であり、高度な救命救急医療を実践されています。その実践や、終末期医療・看取りの医療の重要性、その延長線上に臓器提供が存在するとお話しされました。
また、実際の様子を映像で流し、ご家族のお気持ちを大切にしていかれている医療を目の当たりにさせていただきました。
『ふたたび命を得て』
献腎移植者・ピアニスト 児嶋由紀さん
児嶋さんは、十数年前に献腎移植を受けられ、その時のお気持ちや、ドナーやその家族に対する感謝のお気持ちをお話し下さいました。
そして、現在は移植医療の恩恵を受けた患者の立場から、小学校や病院などで、命のコンサートや講演活動で、移植医療への理解を呼び掛けているとお話しされました。
『移植医の立場から』
藤田保健衛生大学病院教授 杉谷 篤 先生
先生は米子市出身で、日本で有名な膵腎同時移植医です。
慢性透析患者が30万人に達しようとしている事、心停止下献腎移植の様子、実際の腎摘出術の動画、脳死下膵腎同時移植の実例について、お元気になられた患者様との写真などを披露し、ドナーの御家族に対しての決断への感謝の気持ちを伝えられました。
ピアノと歌によるハートフルコンサート
ピアノ:児嶋由紀さん
歌 :村岡ゆきえさん
ギター:杉谷 篤氏(一部共演)
児嶋さんの素敵なピアノと村岡さんの美しい歌声が、会場に心に響きました。また、歌にあわせて会場の皆さまと手話をしたり、詩の紹介もありました。
後半の2曲は、杉谷氏がギターを手に登場され、演奏や歌を披露していただき、最後の歌では主催者全員が舞台にあがり、会場の皆様と共に一緒に歌い大合唱となり、楽しい時間の締めくくりとなりました。
歌 :村岡ゆきえさん
ギター:杉谷 篤氏(一部共演)
児嶋さんの素敵なピアノと村岡さんの美しい歌声が、会場に心に響きました。また、歌にあわせて会場の皆さまと手話をしたり、詩の紹介もありました。
後半の2曲は、杉谷氏がギターを手に登場され、演奏や歌を披露していただき、最後の歌では主催者全員が舞台にあがり、会場の皆様と共に一緒に歌い大合唱となり、楽しい時間の締めくくりとなりました。
閉会挨拶
米子医療センター院長であり、当バンクの理事である浜副隆一氏より閉会挨拶をしていただきました。
第4回のグリーンリボン公開講座ではアンケート回答がたくさん寄せられ、ご来場下さった皆様が移植医療について真剣に考えていただけた事が感じられました。
また、いただいたご意見は今後の活動に生かしていきたいと思っております。
遠方よりお越しいただいた、鹿野恒先生、児嶋由紀さん、杉谷篤先生、村岡ゆきえさん、県内外から参加して下さった皆さん、舞台装置等にご尽力下さった米子コンベンションセンターの職員さん、講演の様子を撮影して下さった浦木さんご夫妻、みなさまありがとうございました。
来年度は平成24年10月21日(日)鳥取市の県民ふれあい会館にて『第5回グリーンリボン公開講座』を行います。